The Third Time's Lucky
第2話 加速する想い

白雪1

「ねえ、白雪。最近どう?」

水面ちゃんがニヤニヤしながら聞いてくる。

「最近?別にいつもと変わらないけど」

「そうじゃなくて、北斗さんとのことだよ」

「北斗君ともいつもどおりだけど」

特に気になることもない。

「まあ、そうだよね。少しは恋人っぽくなったと思ったけど」

「こ、恋人って!北斗君とは『フリ』だよ……」

水面ちゃんにも言ったはずだよ……

< 24 / 71 >

この作品をシェア

pagetop