The Third Time's Lucky
か細い声だけど、その中には精一杯の気持ちが込もっていた。

「俺も好き」

小さな体をきつく抱き締める。

「ごめんね、今まで気づかなくて」

「いいよ。今幸せだから」

白雪の頬を涙が伝う。

俺はその涙を指で拭った。

ふいに愛しさが込み上がってくる。

「キスしてもいい?」

白雪は黙ってうなずいた。

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