The Third Time's Lucky

白雪2

「おはよう」

いつもの朝の光景。

玄関の前で北斗君と七ちゃんに挨拶。

「おはよう、白雪」

ドキン。

北斗君の声。

いつもの挨拶だけど、いつもと違って声を聞いただけで鼓動が高鳴ってしまう。

「幼馴染み」から「彼氏彼女」の関係になったのが昨日。

夕べはドキドキして、なかなか眠れなかった。

『近いうちにもらうから』

北斗君の言葉が頭から離れない。

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