紅~ずっと~

ー2ー


私は部屋に入って一人でケーキを泣きながら食べて健ちゃんはもう諦めようかなと考えた。

そして健ちゃんが帰って来たのは次の日の夕方だった…


「健ちゃんどこ行ってたの?」

健『は?なんで?』

「昨日パーティー」

健『パーティー?って忘れてた!』

「健ちゃん?」

健『ごめん…昨日は友達と遊んでた。』


「友達ってあのキレイな女の人?」

健『ああ…結衣の事?あいつもいたけど?』
< 9 / 24 >

この作品をシェア

pagetop