Lemon tea

あと少し、
もう少しでがっこうがみえr…

「せりーっひさしぶりー!!!!」

「かなえ…くるしっ、…げほっ。」


うしろからはしって抱きついてきたのはかなえ。
かなえはわちの、数少ないともだち。
基本、
根暗で同級生にも敬語なわちはまわりのみんなと一線おかれてるかんじだ。

だけれども、かなえは違う。
根暗だろーがなんだろーが気に入ったらとことん付きまとう。そういう雰囲気をだしている。とにかく元気なこだ。
そんな性格の彼女がわちに目を付けてしまった…

だけれども、おもったよりべたべたしないしさらっとしたかんじだった。

「せーりーさびしかったんだよお」

「ああ、ん、ごめんです」

それから教室へむかう。
電気がついてなくて少し暗い。

「ひばりさんひさしぶりじゃん」

「…おはようございます。」

「せりちゃんじゃんうーわーひさしぶり」

「はい、ひさしぶりです。」

あれ?
なんだっけ。
わちが学校行かない理由、
なんだっけ。

うちゅうがいったとうりに青春しよう
今からでも遅くないよね

(うわ、うちゅうに感謝だ…)

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