コトノハ 〜この気持ち、何て言うの〜
「好き。」
レイスが言ってくれた。
「チカ、好き。」
「うん…。」
わたしはまだ、
レイスの腕の中。
レイス…温かいなぁ…。
「好き。」
「あり、が、とぅ。」
離されちゃった…。
「…チカは?」
「…?」
改めて間近で見るレイスの顔。
わたし、
今告白されたんだよね?
今頃恥ずかしくなって来ちゃったっ。
「チカは、好き?
俺のこと…。」
『好き』?
好き…だと思う。
けど、
いいのかな?
好きになっても…。