罪と罰と恋と…
婚約破棄
あの日は…
まだ真冬と言っても過言ではないような2月の雪が降る夜だった。
4月の終わりに予定していた結婚式の案内状の印刷ができたと連絡があった次の日だった。
その頃は受験シーズンで当然ながら塾長をしていた俺は忙しくて、なかなか時間がとれずに案内状を受け取りに行くのが1日遅れてしまった。
それで急いで夕方、ホテルまで案内状を取りに行き、仕事が終わると急いで彼女の部屋へ案内状を持って行った。
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婚約破棄