罪と罰と恋と…


そう…


おねだりという言葉がお似合いな彼女の愛らしい仕草に俺は少しだけ…


そう…ほんの少しだけときめいた。





「雨…嫌い」

と俺がきくと、真琴は



「好きだけど…こんな日は嫌だよ」

と少し顔を曇らせて答えた。





聞いちゃいけないこと聞いたのかも…と思っていると



「ゴメンなさい嫌な答え方しちゃって」

と下を向き呟いた。




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