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「ねぇ」


万里はいきなり机の下で俺の手を握り締めた。


なっなんだよ…。


「会わなきゃ気にならないのに…。会ったらやっぱ気になるよ」



まっ万里。
そんなこと言うなよ。
俺だって。
わからん。



「タカシが戻ってきたらまずいだろ」



「わかってる。ごめんね」


やばい。
なんかドキッとした。


俺は…


こんなヤツなんだ。
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