死言数
「昨日、ネットで見たんだけどさ・・・。」
朝から彼女達は元気だ。
「ん、何?」
「呪いってあるでしょ。」
「朝から、そっち系の話?」
「だって、すごいんだよ。呪い屋ってあるの・・・。」
「呪い屋?」
明菜はわりとその手の話が好きだ。無意識に耳を傾けた。
「なんか種類によって、値段が結構違うんだけどさ。中には結構ヤバめなのもあるのよ。」
「ヤバいってどんな感じにヤバいの?」
「殺しちゃうとか・・・。」
「呪いで?殺す?あり得ないでしょ。」
明菜もあり得ないと言う意見に同意だ。
「でもさ、そこにカキコあったんだよ。体験談って言うの?そんなやつ・・・。」
「で、そこに誰か殺しちゃいましたとか書いてあったの?」
「そう・・・。」
気になる。どんなサイトなのか見たい。明菜は思った。しかし、それは叶わなかった。そのサイトの事を彼女達が話す前に、電車はゆっくりとホームに流れ込む。ドアが開くと、女子高生達は出て行ってしまった。
朝から彼女達は元気だ。
「ん、何?」
「呪いってあるでしょ。」
「朝から、そっち系の話?」
「だって、すごいんだよ。呪い屋ってあるの・・・。」
「呪い屋?」
明菜はわりとその手の話が好きだ。無意識に耳を傾けた。
「なんか種類によって、値段が結構違うんだけどさ。中には結構ヤバめなのもあるのよ。」
「ヤバいってどんな感じにヤバいの?」
「殺しちゃうとか・・・。」
「呪いで?殺す?あり得ないでしょ。」
明菜もあり得ないと言う意見に同意だ。
「でもさ、そこにカキコあったんだよ。体験談って言うの?そんなやつ・・・。」
「で、そこに誰か殺しちゃいましたとか書いてあったの?」
「そう・・・。」
気になる。どんなサイトなのか見たい。明菜は思った。しかし、それは叶わなかった。そのサイトの事を彼女達が話す前に、電車はゆっくりとホームに流れ込む。ドアが開くと、女子高生達は出て行ってしまった。