雨上がりの月夜に
聞いたところによると彼氏もいないと言うことなので、私にとっても彼女にとってもチャンスといえた。

しかし、私にはもう1人気になっている女性がいた。

葉月だ。

私は、同時に2人の女性と付き合うことが出来ない。

以前そういう事もあったが愛情が半分になってしまい、結局上手くいかなかった。

もうあのような思いはしたくない。

悩んだ挙げ句、彼女にはそれ以来、返事の手紙を書がなかった。

結局、私は葉月を選んだ。

もし、この時、暑中見舞いの彼女を選んでいたら、今ごろもっと違った人生を送っていられたんじゃないかと思う。
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