後輩から恋人へ
結構じゃに君って
喋りやすい

気合うかもっ




そんな事を思っていたら



「何で、俺ここにいるんだろう?」

じゃに君がいやみったらしく言ってきた



え、
じゃに君が来てくれたんじゃん




・・・あっ!






あたしは、じゃに君が来てくれた嬉しさと
親に叱られる不安さで

券を買いに行くのをすっかり忘れていた




「ごめん」

「いいよ、別に」



しかし、じゃに君は
むーっとすねている





もうすぐ6時

今から買いに行く時間はないから
当日券を取る事になった
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