後輩から恋人へ
進歩
2月



「あとすこしでバレンタインか-」

「ゆりあは誰にあげるの-?」



この時あたしには同い年の彼氏がいた


もちろんバレンタインは
手作りのお菓子を彼だけにあげようとしていた




「梨華は誰にあげるのー?」

「うちね、後輩にあげるんだ!超かわいいんだよ~」

「そっか~」


後輩かあ・・・

「あたしもちょり君達にあげようかなっ」

「あげなよっ!一緒に渡しに行こう」

「でもなぁ~
第一印象最悪だし、受け取ってくれなかったら嫌だな」

「じゃあ、貰ってくれるか聞きに行こうよ!」

「うん!」


あたし達は1年生の教室に向かった





「あの-、藤原君と、ちょり君いますか-?」






ちょり君と目があった
だけどやっぱりシカトされた


でも、じゃに君が来てくれた


「なんですか?」



にこにこしている



「えっと-、バレンタインのお菓子、もし良かったら貰ってくれる?」


「あっ、はい!くれるなら」

と少し笑った





図書室の時と態度ちがうじゃんっ



でも,,,





すごくかわいい笑顔,,,






この時あたしは

どきどきしてしまった










結局、ちょり君も貰ってくれる様になり

バイバイをして教室に帰った
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