後輩から恋人へ
なんとか学校に間に合った

朝学習がおわったら
あたしはいつも
明里と加奈子の所に行く


「昨日はどうだった-?」

「うーん。すがすがしかったよっ」





今日も何故だかすがすがしい


良い日になりそうな予感っ






チャイムが鳴って先生が教室に入ってきた


「いつも、お前はそこにいるなー。早く座れっ」

「すみませ-ん」

こんな事でさえ、嫌ではない



1時間目は音楽
音楽室は2年生の階にある



もしかして、じゃに君居るかもっ

2年の教室の方を覗く

いつも通り、1人も廊下に出ていない


「今日もいないやっ」


音楽室に入って
文化祭の練習をした



特にいつもと変わらない日なのに

この日は良い意味で

じゃに君のことで
頭がいっぱいだった
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