歩き続けて
僕には大学時代から6年付き合っている彼女、美咲がいる。


情緒不安定で辛かった時をずっと支えてくれた


はっきり言えば彼女と結婚したい。

だか、

まだまだ新人の僕は毎日が忙しくまともに彼女との時間も取れない。

そんな俺を何も言わず見ててくれる

けど、今の僕には余裕がない。

「…………プロポーズ」

「え?」

「無理言ってるのは分かってる。けど、自分の気持ちは伝えないと。俺も応援するからさ。」


「こんな俺でいいのかな。俺は彼女を幸せに出来るのかな」


「そんなこと考えんなよ!……いい加減、お前だって幸せになれよ…幸せになっていいんだぞ?なぁ……」
プルプル〜♪

多分美咲からだ

「じゃあ、俺回診だから。あ、あとさ…さっき咲枝さんに頼んで俺とお前二人で明日香ちゃんの主治医やることになったから。」

「いいのか?ただでさえお前だって仕事多いのに。」

「いいの、いいのって。あいにく俺にはお前さんみたいに彼女とかいないんでねぇ。仕事が生き甲斐なのよ。………少しは自分の時間持てよ。じゃあ」

良、お前も昔から変わってないな…

どこまでも友達思いなところ…




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