あたしの彼氏はイケメンくん。



「大賀!あのね…」


昼休みが終わり、雫が教室に帰ってきて、俺の元に駆け寄ってきた。


「どした?」



「……あの……クリスマス……ね?……その…」


次第に真っ赤になる雫。

「……クリスマス、デートするか?」



俺が呟くと、雫が顔を上げて目を開いた。



「え………あ…あたしも、今言おうと思ってて……先、言われちゃった…」


照れ笑いする雫が、たまらなく可愛い。



< 24 / 101 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop