あたしの彼氏はイケメンくん。




「……なにが?」



寒そうにマフラーを巻ながら、山本が言った。




「……なにって…このあとのデート?」



山本の顔が少し赤くなった。




「…緊張しまくって、気を紛らわす為に、さっき走ってきた。」



言ったあとに、山本が恥ずかしそうに俯いた。





……さすがスポーツ少年。




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