黒い夢
これにはさすがのオレもムカついた。

今までどんなケンカをしても、オレの分の食事が出されないことはなかったからだ。

「母さん!!オレ何かしたなら謝るから、こういうのやめてくれ!!」

返事はなかった。

母さんは黙々と朝食の片付けをしていた。
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