お姫様の作り方
出会い
そう、あたしがその人に会ったのは、小学二年生の夏の日
活発的なあたしは、夏休みに入るなり遊びほうけていた。
そんなある日、あたしは、とうでしすぎてしまい、迷子になってしまった。
恐くて恐くて泣きそうになった。
いくら喧嘩を仕込まれたり兄に男っぽく育てられたとはいえ一応は女、恐いものは恐い
だんだん日も暮れていき、辺りが暗くなりすぎたそのとき
現れたのがその人、確か小4だっていってたと思う。
その人は、あたしのほうに来て「どうしたの?」と声をかけてくれた。
そして話を聞いてくれて、「家まで送ってあげる」といってくれた。
帰り道はずっとあたしの手を握っていてくれた。
今思うとあたしが恐がっていたのをわかっていたんだと思う。
家に着き別れ際に鍵を渡された。
そしてこういわれた。
「もしも、姫香ちゃんが俺にもう一度会いたいと思うんだったらそれを持っていてね、その鍵を持っている限り、俺は何があっても君の元に行くから」
そして、その人は去っていった。
でも、今でもその鍵は持っている、肌身離さず今までずっと
活発的なあたしは、夏休みに入るなり遊びほうけていた。
そんなある日、あたしは、とうでしすぎてしまい、迷子になってしまった。
恐くて恐くて泣きそうになった。
いくら喧嘩を仕込まれたり兄に男っぽく育てられたとはいえ一応は女、恐いものは恐い
だんだん日も暮れていき、辺りが暗くなりすぎたそのとき
現れたのがその人、確か小4だっていってたと思う。
その人は、あたしのほうに来て「どうしたの?」と声をかけてくれた。
そして話を聞いてくれて、「家まで送ってあげる」といってくれた。
帰り道はずっとあたしの手を握っていてくれた。
今思うとあたしが恐がっていたのをわかっていたんだと思う。
家に着き別れ際に鍵を渡された。
そしてこういわれた。
「もしも、姫香ちゃんが俺にもう一度会いたいと思うんだったらそれを持っていてね、その鍵を持っている限り、俺は何があっても君の元に行くから」
そして、その人は去っていった。
でも、今でもその鍵は持っている、肌身離さず今までずっと