君への距離
「スカしやがって~!あいつらぁぁ!!」
アツシが怒っている。


「まあまあ、勝って見返してやろ!」
翼がなだめる。



「あふひがとれなはっはらあたひがとう!」(アツシがとれなかったらあたしがとる!)


「食べながらしゃべんな!」
マサキが助手席で喚いている杏を軽く叩いた。

「あはは、頼もしいな!」


「翼、分かったの??」
アツシがびっくりして翼を見る。





< 115 / 213 >

この作品をシェア

pagetop