君への距離
みんなは翼の周りに集まって、一斉に頭を下げた。


光さん、
「本当にごめん!」


カズさん、
「光だけが悪いんじゃない…、翼に頼りすぎてた俺のせいだ。」



タクさん、
「爆弾を抱えて…、チームも背負って…重たかったろ?ごめんな。」




1年生たちは涙で声すら出なかった。







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