君への距離
杏は幸せな気分で自転車を飛ばしていた。


授業も午前中に終わり、今日はバイトもない。


(スーパーよって帰ろっ!)




杏はうきうきしていた。


(翼くんといっぱい話しちゃった!)




杏は自然とにやけてしまう。





空はこれ以上ないほど蒼く晴れ渡っていた。




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