七色の恋♡

蓮【ちょっとは心配した俺がアホやったわ】

「アホらし、」

勝【構ってられへんわ】

凛【なんでみんなそんなに冷たいんー?】

凛が叫ぶように言う。

翼【また作ったらええやん】

凛【いややー】

澪【わがままいうなや】

蓮【そうや。】


澪、蓮･･

このｺﾝﾋﾞに勝る毒舌ｺﾝﾋﾞはいないだろう･･･


凛【澪も蓮も怖いー；】


そりゃ怖いわ･･･

「朝のホームルーム始まるで、凛はよ席つき」

凛【おん･･】

しょんぼりした凛は静かに席に着いた。


あたしがそう言うとあたしらの席にいた付近の人達は

ぞろぞろと自分の席に着いて行った。




　　　　　　黒板
　□□　□□　□□　□□
　□健　□龍　□□　□□
　心蓮　悠勝　□□　□□
　澪龍　凛翼　□□　□□


席順はこんな感じだ。

もちろん仕組んだよ。みんなで!


勝【大林はどんな告白の仕方やったん？】

ニヤニヤしながらあたしに聞く勝。


「なんでもええやん、」

勝【気になるねん】

「そんなん知ってどうすんねん」

勝【ええから教えてや!】


必死に頼み込んでくる勝。



確か前好きな子がいるとか言ってたっけな････


「勝の好きな子教えてくれたらええよ!」



そう少し冗談交じりで言ったあたしの発言を聞き、

勝の顔は

（゜Д゜）


「しょーう、顔停止しとるけどー」


勝の顔の前で手を振ると、勝は我にかえり、


【さっきまでの話はなかったことにしてや】


「はぁ?!」


なんやねん!!!