サクラ Truth





バイトが終わり、


結局マンションに帰る、私。


誰もいないことを祈る。


昨日のは夢だったんだ。


神様の悪戯なんだ。


なんて、神様も趣味が悪い。


そうぶつぶつと、文句を言った。


「何ぶつぶつと言っている」


その声に反応して、リビングへと直行。


「あ、やっぱいたの!?」


昨日と同じように、タバコをふかしている。





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