サクラ Truth
「んっ!ふぅ、んぅ」
やめてよ・・・
キスしないでよ・・・
ドンッ―
「私のこと好きではないなら、キスなんかしないでよっ!」
朔耶を押して出てきた言葉をそれだった。
ん?待てよ?
その言葉・・・
まるで、私が南大寺さんのことすきみたいな言い方じゃないの?
は、はずかしいっ!
そのまま走り去った。
遠くで、名を呼ばれた気がした。
それでも、ひたすら走った。
私、南大寺さんのこと好きなのっ!?