サクラ Truth
「毎日のように、翠の家に入れるわね~。早瀬♪」
早瀬、と呼ばれた男は、真っ赤になる。
「な、なぜ。俺に振るんだよ!!」
「だって、夜な夜な一人で翠のところに行かないように忠告よ」
にやにやする春華。
「で、いつごろになったら行ってもいいの」
まだ、二人には何も話していない。
何にも、だ。
「う~ん。まだ準備とかあるから、しばらくは無理かも」
あの、朔耶という奴もいるし。
腹立つわ~