Rose
あげはside



陸は、私のそばから離れない。


きっと。


『この話は終わり(ニコッ
今日は映画館に連れってくれるんですよね?』


陸「上手く丸め込まれたなっ(笑
まぁこの話はまた今度だね
さぁ、あげはちゃん行こっか?」


ふと思った。

『私には陸って呼べって言うくせに自分は、ちゃん付けですよね。』



「あげはちゃんは嫌?」



『ぅーん、今日は嫌かな?』

あっ、言っちゃった。

「あげは。」


ドキッ


胸がドキドキする。


・・・・・・・・・

『やっぱり、ちゃん付けでいいです。
まだ馴れなくって・・・。』



「まぁ雰囲気に任せるか(笑」


優しいね。


『そういえば時間は大丈夫なんですか?』




「・・・・先に映画観ようか。
それなら間に合う・・と思う。」


『じゃあ急ぎましょう!!』


「じゃあ下に車停めてあるから。」



「はい、どうぞ(ニコッ」


助手席を開けてくれた


やっぱり優さんといい陸といい優しいなぁ!!!

『ぁりがとうございます。』




< 30 / 38 >

この作品をシェア

pagetop