もう泣かないで
「中二の時同じクラスになり席が隣通しになった時、


毎日が楽しかった。


僕が教科書を忘れた時、


自分の机を、


僕の机にちかづけ、教科書を一緒に見ようと言った。


僕のドキドキする胸の音が、聞こえてしまいそうだった。


体育の時間貧血で倒れた、

夏海を保険室に運んだ時も、

背中にいる夏海が小さくて軽くて、


愛しいかった。


僕は夏海が好き好きでたまらなくなった。



たけど告白する事は出来なかった。



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