もう泣かないで
「どうしたの?こんなに濡れて傘は持っていかなかったの? 


風邪ひくからシャワーを浴びて来なさい。」



私はその場に倒れた。



どのくらい眠ったのだろう。


目が覚めたら祖母がいた。


私の事が心配でずっとそばにいてくれたのだ。



それだけで私は救われた思いがした。



真希から電話が来たが出なかった。



今は誰とも会いたくないし、話もしたくない。



私は始めて学校を休んだ。


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