もう泣かないで
第四章

思い出を作りたい

今日は何処へ行こうかな?


池田君と一緒なら別にどこでも良かった。



そして高二の夏になり、



私たちは進路を決めなくてはいけなかった。



私は地元の看護学校に行き。


母と同じ看護士になろうと思っていた。



その事を池田君に話すと、


「夏海らしくていいよ。」


と言ってくれた。



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