もう泣かないで
二日間寝てなかった私に、


母が、「部屋へ行って少し休みなさい。」



池田君が私を抱いて、



部屋に連れて行ってくれた。


「帰らないで一緒にいて。」


「大丈夫そばにいるから、少し眠って、

さっき夏海のお母さんに頼まれたしね。」



「何を頼まれたの?」



「悪いけどもう一日

夏海のそばにいてやってほ
しい。」



「ごめんわがまま言って。」


私は安心をして眠れた。



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