もう泣かないで
目が覚めると、


池田君の姿がなかった。


私は慌ててベットから、


下りようとしたら、


池田君が、ベットの横に布団をひいて寝ていた。



私は池田君を起こさないように、布団の中に入った。


しばらく池田君の寝顔を見ていたら、



池田君が気づき、驚いたような顔で起きた。


「何してるの?男が寝てる
布団なんかに入って。」



「怒ったの?」


「怒ってないけど駄目だよ。
俺も男だから我慢出来ないこともある。」



< 142 / 207 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop