もう泣かないで
私が泣いたら駄目だと思い、

必死にこらえた。



「私がそばにいるからね


こんな私でも、力になるからね。


一人で苦しまないで。


なんでも話てほしい。」



お姉さんが呼びに来た。



「夏海今日はごめん。


又連絡するから。」



「私こそごめん。どうしても顔が見たかったから。



私は何もしてあげられなくて、本当にごめんね。」



< 175 / 207 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop