もう泣かないで
私は仕方なく父と帰ろう。とすると、



政巳がかけて来た。



「夏海がずっといる

と姉が教えてくれたから、

寒かっただろうごめんな。」


「ごめん。とか言わなくていいよ。


私がいたかったんだから、

私は政巳の何の力にもなれない。


バカみたいにただ立ってる

だけだもの。」




「違うよ。夏海の存在すべてが、


今の僕の生きる力だから。」


父は車で待ってるからと、行ってしまった。



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