もう泣かないで
あれから一年。


私たちの子供勇気が生まれた。


でも政巳は、


我が子を見る事なく亡くなった。


政巳が痩せたのは、胃ガンのせいだった。


気づいた時はもう手遅れで、

『子供に会いたい。


会うまでは死ねない。』


と言っていたのに。


私は、又泣き虫に戻ってしまったようだ。


泣いている私を見て、


幼い勇気が、


「もう泣かないで。」


と言ってるように思えた。






< 207 / 207 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:11

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

自閉症児光の夢、それは働く人になりたい
茉珠華/著

総文字数/80,062

ノンフィクション・実話209ページ

表紙を見る
葛城社長と運命の恋を始めます
茉珠華/著

総文字数/81,617

恋愛(純愛)133ページ

表紙を見る
公園で王子様を拾いました!
茉珠華/著

総文字数/49,277

恋愛(ラブコメ)87ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop