もう泣かないで
土曜日は、



お天気も良くて安心した。


『もう戻る事は出来ない。』



私は青空を見上げた。



村松君が迎えに来た。



私は祖母に、「行ってきます。」と大きな声で言った。



祖母は、「山の天気は変わりやすいから気をつけてね。」



「大丈夫だよ。こんなに青空でてるから。」



村松君も笑っていた。



バス停まで歩くと、真希と池田君が待っていた。



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