もう泣かないで
「嘘!」


「雨が振り出したありえないよぉ。」



気がつけば回りには誰もいない。



これで、


「カミナリが鳴ったら最悪じゃん。」



私は少しでも雨濡れないように木の下に入った。



物語だとこんな時、



きっと誰かが、助けに来てくれるのだろうと思った。


携帯の入ったバックは村松君に渡してしまったし、



これじゃ誰にも連絡出来ないし、



完全に私は迷った。




< 30 / 207 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop