もう泣かないで
なんだか眠くなり、私はここで眠れば、


何もかも忘れられると思い、


地面に横たわった。



カミナリが鳴った。



「神様助けて下さい。」



私はカミナリが恐くて泣けた。


泣いている私を、誰かが呼んでいるような気がした。


「誰なの?私を呼んでるのは?」


私は、



ありったけの力をしぼり、


「誰か助けて下さい。」
と叫んだ。



私の前に現われたのは、以外にも池田君だった。


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