【短】コロコロバス【怖い話】
僕は、春夏秋と、『コロコロしたモノ』に出会うことなく、大学生活を満喫していた。

ある日、サークルの飲み会があったのだが、
僕のアパートはその店からもほどよく遠く、タクシーでは金がかかるので、しぶしぶ早目に切り上げてきた。



停留所は『南小鈴谷』。


ここから、コロコロバスに乗った。



乗客は僕一人。
酔っていたため、バスの揺れが眠気を誘う……。



……すると。
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