禁断の教室【短編】



「せんせッッ?びっくりしたよ〜」



あたしの心臓は猛スピードで加速し始めた。




「俺の授業に遅刻するなんていい度胸だな?」



「ごめんなさぁ−い」


まおはそう言って、走っていってしまった。



「あッッまお!」


まおを追いかけようとした。












「こら、中北!話はまだ終わってないぞ!」




ちょっと待って、ちょっと待って〜!











今先生に手、掴まれてるんですけど!!






あたしは逃げれない。













掴まれてる腕が…












熱い…よ……













せんせ…………






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