禁断の教室【短編】
「それって接近のチャンスじゃん!」
あたしはまおと向かい合ってパス練をしていた。
あたしはさっきあったことをまおに話した。
京先生は、男子に今行ってるから遠い。
でも、見れるだけで幸せを感じてしまう。
「何でチャンス?」
あたしは、まおの言っている意味が解らない。
「百花!悩みがあるなら言えって言われたんでしょ?」
「うん。それが?」
「だーかーら!悩みがあるんですって言って、その悩みは先生が好なんですって言うの!」
………えぇぇ〜?!
そんなこと言えるわけないじゃん!!
言えたら苦労しないよ…
でも先生を好きな気持ちは変わらない訳で…
むしろ
毎日
毎日、毎日
増えてく一方なんだ。
せんせ…
この気持ちどうしたらいい?