月に問う
「美月(ウヅキ)?お前、何やってんの?」
突然、聞こえて来た声にびっくりして、女と声がする方を見ると片手にビニール袋をぶら下げたチャラチャラした感じの男がコンビニから出て来た。
まぁ、俺も他人の事は言えないけど…
チャラ男は女の側まで近付くと女は不思議そうな顔でチャラ男を見上げいた。
「私?私は雨が強かったから小降りになるまで雨宿りしてるんだけど…。柊(シュウ)こそ何してるの?」
「俺は買い出し〜♪ジャンケンで負けちゃってさぁ。今、俺ん家に拳(ケン)や棗(ナツメ)も来てるんだけど、美月も来る?」
チャラ男=柊という男は
女=美月チャンに持っていたビニール袋を顔の高さまで上げてニコッと笑って見せた。
美月チャンっていうんだぁ…
柊とかいう奴、彼氏なのかなぁ?
なっ、なんで俺は二人の事、気にしてんだよ…
楽しそうに話している二人の間に入る事が出来ないでいる俺はただその会話を見ている事しか出来なかった。
美月チャンが柊に笑いかける顔を見る度にドキンと心臓が跳びはねた。
突然、聞こえて来た声にびっくりして、女と声がする方を見ると片手にビニール袋をぶら下げたチャラチャラした感じの男がコンビニから出て来た。
まぁ、俺も他人の事は言えないけど…
チャラ男は女の側まで近付くと女は不思議そうな顔でチャラ男を見上げいた。
「私?私は雨が強かったから小降りになるまで雨宿りしてるんだけど…。柊(シュウ)こそ何してるの?」
「俺は買い出し〜♪ジャンケンで負けちゃってさぁ。今、俺ん家に拳(ケン)や棗(ナツメ)も来てるんだけど、美月も来る?」
チャラ男=柊という男は
女=美月チャンに持っていたビニール袋を顔の高さまで上げてニコッと笑って見せた。
美月チャンっていうんだぁ…
柊とかいう奴、彼氏なのかなぁ?
なっ、なんで俺は二人の事、気にしてんだよ…
楽しそうに話している二人の間に入る事が出来ないでいる俺はただその会話を見ている事しか出来なかった。
美月チャンが柊に笑いかける顔を見る度にドキンと心臓が跳びはねた。