ヴァンパイアに恋をして
「そうでしたぁ♪」

ティルは、思い出したように飛び上がった

「僕とウィル クロード様の関係は…親戚なんです♪」

「ふぇ?」

私は、もっとすごい関係を想像していたから、間抜けな声を出してしまった

「ただの親戚なだけ?」

私は聞き返してしまった

「はい♪僕とウィル クロード様は遠い遠い親戚なんです♪」

ティルはニコニコしながら話した

「遠い遠い親戚って、ウィルとティルはあまり年齢かわらなくない?」

私がそう聞くと

「本当は、歳がかなり離れてるはずなんですが…
ウィル クロード様は本に封印されていたから、歳をとらずにいまの若いままなんです
封印されていなかったら、何億歳になります」

「何億歳!?」

私は、びっくりして固まってしまった
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