ヴァンパイアに恋をして
再開そして同居

残された傷

私が目を覚ましたとき、外は明るかった

リビングにいたはずなのに、いまはベッドにいる

私の記憶が正しければ、本から男性が出てきた

そして、名前を聞いたとたん、首筋に激痛が走った

私は、そっと首筋を触った

「…んっ」

首筋を触ったら、ズキッと痛かった
< 14 / 184 >

この作品をシェア

pagetop