ヴァンパイアに恋をして
怖い…

そう思ってしまった

聞いてはいけない気がした…

「ウィル…やめて」

私が、そう言うと…

「いいから…聞くんだ」

その時のウィルの目が真剣で…聞かなきゃいけないと思った

「わかった…」

私は、自然に体が震えた

その私を安心させようと、ティルが犬姿になり私の膝の上に乗ってきた

私は、ぎゅぅっとティルを抱き締めた

怖い…

でも、きかなきゃ…
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