ヴァンパイアに恋をして
ティルは、眠たそうに目を擦っていた

私は洗面所からドライヤーを持ってきて、ティルの後ろにすわった

「椿さま~?」

「ドライヤーで乾かしてあげる」

そういうと、私はティルの髪の毛を乾かし始めた

ティルは嫌がることなく大人しくしていた

「椿様~、気持ちぃです」

ティルは目を瞑った

ティルの髪の毛は、女の子に負けないくらい綺麗でサラサラしていた

「ティル、髪の毛綺麗だね」

私がそういうと、照れたのか、微かに赤くなり俯いた

「そうですかぁ///?」

私は可愛いティルを見て、思わず後ろから抱き締めた

すると、窓から赤黒い光が見えた
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