ヴァンパイアに恋をして
気が付くと、青空から夕日に変わっていた

「あれ?いつの間にか寝てたんだ…」

私は、目を擦りながら、起き上がった

「やっぱり、ここにいたぁ」

私は、声のするほうへ視線を送る

そこには、ニコニコしている那奈がいた

「那奈~どうした?」

「なかなか来ないから、探したんだよ~」

「そか。ごめんね」

そういうと、那奈は私の傍にきて手を差し出した

「椿。図書室に行きたいから行こう」

「いいよ」

私は、那奈の手を握った
< 6 / 184 >

この作品をシェア

pagetop