ヴァンパイアに恋をして
「椿様…僕は椿様が好きです」

そう言うと、恥ずかしそうに微笑む

私は、自分の顔が熱くなるのがわかった

そして、真っ赤だということも…

「僕は、さっき椿様にキスをされて…嬉しかったです…
椿様も、ウィル クロード様にキスをされてそう感じたんじゃないんですか?」

ティルは、真っ直ぐ私を見つめる

私は、静かにうなずく

「椿様…。それは、恋なんじゃないんですか?」

ティルは、優しく私に微笑む

「わからない…」

私はそう答えることしかできなかった

「ゆっくり、考えてみてください。
ちゃんと、答えが見つかるはずです」

そう言って、出ていってしまった
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