ダイスキ




タケはあたしのどこが好きなんだろう、と度々思う


しかし、そこは聞かない
聞かないことにしている。自分の中で


「なっちゃん!どうしたの?行こ」


「あぁ。うん、ごめんね」


タケはにっこり笑って、あたしの手を握った


「ちょっタケ!手…」





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