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照れくさそうに、視線を反らすナオヤが掌で自分の口元を覆うように隠したのでその表情はよく見えなかったけど「気にすんなよ」と声をかけると苦笑いした。


苦かろうが辛かろうが甘かろうがしょっぱかろうが、やっぱりナオヤは笑ってるほうがいい。



「……いろいろごめん、ありがと。
ああっ!! てか、部屋汚いんだったぁ〜」


「それこそ、気にすんなよ……」




やっぱりバカかも。





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